再度オリエンテーションとワークショップについて(山中より) |
●今後3年間の段階別進行イメージ * 3年間のイメージを皆さん持ってほしいと思います。「にっしん環境市民会議のおおまかなスケジュール」(資料(2) 参照)では、3段階の区分に分けています。第1段階は既に始まっており、今行っている調査・学習期がそれにあたります。 * この計画策定のねらいは、環境基本計画を市民参加で作り上げることはもちろん、計画づくりが終わった後、それぞれの地域に戻っても自分たちの持ち味を活かしながら、共働して地域づくりができるようなネットワークづくりを行っていくということもねらいの一つです。 また、本当に計画が実行されていくよう、ネットワークをつくっていくということもねらいの一つです。 |
●第1段階の目的と進行方法 * まずは、「いろいろな考えを持っている方が共通の認識に立っていただく」、「お互いから学ぶ」、「知っておかなければいけない環境概念を学んでもらう」、「実際にまちにでるなど環境から学んでみる」、「来年から自主的に行っていただけるような参加の技術を学ぶ」、というねらいから調査・学習期を設定しています。そうしたねらいから、今回の資料にあるプログラム展開再考案(資料2−2)を載せています。 * また、皆さんからの第1回ふりかえりシートの内容を拝見し、その意見も参考にしてプログラムの修正を加えています。これからも皆さんからの意見をできるだけ反映させて、興味・関心の方向にあわせながら、プログラムを設定していきたいと思っています。 * なるべく皆さんの要望に添うような形で日程等を設定していきますので、来年の3月まではこの日程と内容で進めていきたいと思います。 * 第1段階は、ワークショップ形式で様々な視点から環境を考えていただけるようなプログラムをつくっているということ、一人ひとりがなるべく公平に発言の機会を持てるような場をつくろうということ、参加能力・問題解決能力・合意形成能力といったものを一緒に育みあっていけたらと思っています。 * 第2段階からは、個別のテーマにしたがって(もちろん個別テーマは皆さんが決めることですが)どんなことを調べればよいのか、どんなことを計画に盛り込めばよいのかを考えていただけるようにし、最終的には計画をつくり、その後実行されていくような道筋を皆さんと一緒につくっていきたいと思います。 * ワークショップで発言しきれなかった人、より多くの意見・提案をしたい人に対するフォローは、この会議の場以外でもそうした発言の場を設けることを提案します(資料2−3巻末参照)。 * 会議の運営自体に関わりたい方については、事務局・コンサルと一緒になって関わっていただく機会も設けたいと考えています(資料2−3巻末参照)。 |
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* 本来のワークショップ形式、参加型であるならば皆さんからの参加をしていただく場面があるのが本来ですが、再度皆さんに計画策定の基本的考え方や会議の位置付けに対しての説明をして、それぞれの立場やどういった想いでこの会議を設定しているのかということをわかっていただきたく、たくさんの時間を割きました。 |