■ 事務局・ファシリテーターからの説明の要旨 |
(再度オリエンテーション・ワークショップについて) |
計画策定の基本的な考え方について(杉浦係長より) | |
(詳細は資料 (2)参照) |
* 計画の策定方針では、自然環境や社会環境も含め、日進市がどういった環境にあるかを把握した上で、めざすべき環境像や環境目標の実現に向けて施策を体系化し、推進体制等を構築していくものです。 * 環境を一つの切り口としてまちづくりを行う必要があると考えています。広く市民と行政が共に参画し、専門的見地からの意見や最新データを参考に環境に関する知識を高めながら、計画策定後には具体的な活動につながるような計画にしていく必要があると考えています。 * この計画は行政計画ですが、つくることのみを目的とするのではなく、その後の活動を具体的に表現し、計画と結びつけるものでなければいけないと思っています。そのためには3年間という過程が大切だと考えています。 * 計画の位置付けについて、行政内部での考え方は第4次総合計画にある将来都市像に基づき、環境面での総合計画として長期的・総合的な施策や行動を横断的に捉え、推進していこうと考えています。 * 計画の期間としては、短期・長期の目標があり、また環境に関する情報は日々変わっているので、常に見直しができるような計画づくりを考えています。 * 計画の対象範囲は、地域の環境基本計画であるので、日進市全域としています。 * 計画策定の基本姿勢として、@循環型の環境づくりをめざす、A環境学習、地球環境への認識を深めるような学習や教育の推進、B環境への負荷の少ない地域社会を形成し、将来世代へ引き継いでいく、C市民参加による進捗状況の管理により、計画の見直しができるようにする、D目で見てわかるような環境指標を設定し、進行管理を行う、また、進行管理の達成状況を市民、事業者、行政が相互に見てチェックし、達成感を感じるようなものにする、という6つを掲げました。その上で持続可能な地域の具体像を明らかにし、道筋を提示できるような計画でなければならないと思っています。 * 計画の策定体制について、この会議は「にっしん環境市民会議」中にある、「環境基本計画策定委員会」にあたります。この会議における現段階での名称は、「環境基本計画協議会」と「環境基本計画策定委員会」とを併せて「にっしん環境市民会議」と呼んでいます。 * 「環境政策推進会議」中にある「環境政策研究会」においては職員ワークショップを行うなど3つの会議を設け、全庁的に計画づくりに取り組む体制を整えていきます。 * 「環境基本計画策定委員会」と「環境政策研究会」は、ともに情報交換や協働しながらこの計画づくりに参画してもらいたいと考えています。最終的には、「にっしん環境市民会議」が環境基本計画を市長に提案し、市長から市議会に提案、承認をいただくという形式を取っています。 * 平成13年度は第1段階にあたる調査・学習期としているので、皆さんで調査・学習しながら、また、対立を建設的に解決していく手法論を学びながら進めていきたいと考えています。 * 市民参加の形態について、たたき台をつくらずにゼロから素案作成を行う形式で、日進市では、限りなく自主運営型をめざしたワークショップ型を採用し、可能な限り広範な市民からの意見と参加を促す工夫を模索する形態としています。皆さん方とゼロからつくっていくために調査・学習期間を設けるなど3年間という期間を設けています。 |
|
* 市民会議の公開については原則公開としているので、傍聴も認める形としています。傍聴者で意見がある方は文書で提出できます。出された意見に対しては、市民会議の中で租借し一つの意見として取り扱います。 * この資料は事務局としてはこう考えているという考え方を示した資料です。最終的には、今後市民会議を進めていく中で参加者の皆さんで決めていけばよいことであると考えています。何か意見があれば、別途時間を設けてあるので、ご理解・納得いただきたいと思います。 |