今後の計画づくりの進め方
(川合より)
 まず、これまでやってきたことを振り返ります。平成14年2〜3月にみなさんで日進市の環境課題をあげ、それを整理して6つの分科会に分かれました。分科会ごとに課題がたくさんあるので、優先順位を決め、調査・学習を進めてきました。
 こういった分科会の取組みと平行して、全体会では、9〜11月にビジョンづくりをしました。分科会ごとに、理想とする日進市の姿を10のイメージで表現し、現在、それが抽象的なビジョンとして出来上がっています。
 今日は、ビジョンや将来のイメージを実現するために、どんなことをしていく必要があるのか、調査・学習した内容を踏まえ、再び原点に戻って考えてみたいと思います。その中から、効果なども考慮して、重点プロジェクトが決まってくるし、これまでの調査・学習をする中で、決めてきた優先順位とつながってくると思います。
 さて、今後、ビジョン、プログラムからマネジメントまで、どのようにつくっていくのか。資料No.1「今後の計画づくりの進め方」をご覧下さい。今年度末までに中間報告書素案をつくるのが目標で、今回と次回の全体会で、その骨子案をつくろうとしています。骨子とは資料の中の 1 と 2 をまとめたものです。また、これから1月にかけてビジョンの達成度合を測るものさし(指標)や目標レベルを設定します。それにより、抽象的なビジョンを、より現実的にとらえられるようになってくると思います。ほかにも、ビジョンを達成するための行動を利害関係者がどう考えているのか、利害関係者との調整など、取組みの掘り下げが必要になってきますが、これは来年度になるものもあるでしょう。
 今年度のゴールである中間報告書素案は、「こうなったらいいな10のイメージ」「各イメージに必要な取組み」「重点的取組み」を盛り込んだものをイメージしています。今後、ワークシートEでビジョン実現のための事業提案を作成していくのですが、時間的な制約もあるので、重点的取組み以外は、リストだけでも盛り込みたいと思います。
 来年度は、出来上がった中間報告書素案をたたき台にして、多くの市民の皆さんと、さらに内容を深めていくことを目指しています。そして、いろいろな人の意見を取り入れた後、平成15年10月に市民ネットとまち研の提案として「市民プラン」を提出するというのが長期的な目標です。

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