第4回 50年先 100年先の日進を描こう!

〜「循環」と「多様性」が「持続可能性」のカギ!〜

* と き:平成13年9月28日(金)19:00〜21:10
* ところ:スポーツセンター 会議室
* 参加者数:38人(学生8人)、傍聴者数3人、事務局3人、コンサル5人

ねらい
● 未来へのビジョンを持つことが、行動のモチベーションを支えることの
確認。
● 環境の基本原則である「循環」、「多様性」、「持続可能性」について
理解する
プログラムの流れ
(1)環境リレートーク
会議の冒頭10分程度を使い、参加者の中から3人、「環境」について考えていることを語ってもらいました。
(2)前回のふりかえりと「大切にしたい視点」
ファシリテーターの山中から、前回のふりかえりと今回の「大切にしたい視点」について説明しました。

<前回のふりかえり>
@ お互いを知り合う、人とつながっていくためにはエネルギーと時間が必要ですが、そうすることで本当に話し合える雰囲気が出来ていくことを確認しました。
A 私たちにとってのコミュニティとは何か、その関係を確認しました。その後、日進というコミュニティの持つ課題について考え、話し合いました。
B 最終的には、環境基本計画を市民参加でつくるにあたり「私たちが大切にしたい視点」、「是非とも折り込みたい視点」を出し合い、確認しました。

<今回の「大切にしたい視点」>
@ 10年先、50年先、100年先に、自分は、地域は、地球はどうなっていて欲しいのかといった夢を描き、そのために今何をすべきかといった「動機付け」を考えます。
A 地球という限られた空間、資源、環境容量の中で、どういったしくみがあれば「持続可能な循環」が成り立つのか、一つの大きな宇宙船に例えて考えます。
(3)「個人、地域、地球の10年後、50年後、100年後を描く」
(ワークショップ)
「今の日進が将来どうなるといいか」について、カードを用いて、整理、発表し、共有しました。

<進め方>
@ グループに分かれ、まず個人で「私」、「地域」、「地球」という3項目について、カードに「こうなっていてほしい」、「こうあるといいな」という願いやイメージを10年後、50年後、100年後の年代別に書き出しました。
A カードを読み上げながら模造紙の上に張り出し、項目、年代別に表形式で整理し、まとめました。
B グループごとに、全体として「やってみてわかったこと」、「気づいたこと」等共通項を模造紙に書き出して整理し、まとめました。
C 各グループでまとめた内容について、発表し、全体で共有しました。

 ※「個人、地域、地球の10年後、50年後、100年後を描く」

 模造紙に共通項をまとめる様子 発表の様子

(4)「20XX年!宇宙船地球号の旅」(ワークショップ)
100年後でも200年後でも宇宙船で宇宙の旅を続けるために「必要なもの」を、カードを用いて、整理、発表し、共有しました。

<進め方>
@ グループに分かれ、まず個人で「生きていくのに必要なもの」、「宇宙の旅を続けるのに必要なもの」をカードに書き出しました。
A グループごとに、個人が書いたカードを、同じようなことや関連すること等を模造紙の上で整理しました。
B 模造紙に貼ったカードを取り、カードの代わりに絵や文字で宇宙船内部のしくみや構造を書き出し、まとめました。
B 各グループでまとめた内容について、発表し、全体で共有しました。
 ※「20XX年!宇宙船地球号の旅」のまとめ

カードを整理している様子 発表の様子

(5)会議の正式名称発表
第3回までに名称案を募集した結果皆さんから18名称案が出され、投票によって、「にっしん市民環境ネット」に決定しました。
(6)今後の日程及び事務連絡
・第5回の日程:10月7日(日)10:00〜16:00
・ふりかえりシートへの記入
・番外アイスブレーキングを「阿蔵(あぐら)」にて実施(参加者10人、事務局・コンサル含む)
以 上

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