■ ファシリテーターからの説明の要旨

前回のふりかえりと今回のねらいについて
● 前回のふりかえり
この市民環境ネットは平成13年8月からはじまり、平成14年3月までに計16回の開催を予定しています。今回は第14回なので、今回を含め、残りあと3回ということになります。

昨年は、「市民参加とは」、「環境とは」、「多様性」、「循環」、「持続可能性」といった、共通認識をしておかなければいけない環境概念について、参加型のワークショップで確認をしてきました。
今年に入ってからは、平成14年4月からの具体的な分科会に入るためのつなぎの期間と位置付け、データを見たり、アンケート項目を考えたりといった、概念理解ではない部分についてワークショップを行いました。

前回は、「日進のデータを読み解く一日」と題して、膨大な量のデータから、現在の日進の環境を読み取り、将来を予測するという作業を行いました。
「社会環境面」、「自然環境面」、「快適環境面」、「地球環境面」などの様々なデータから、「一体、どんなことが言えるのだろうか」、「データを複数重ねてみると、どんな問題点が見えてくるのだろうか」、「改善しなければならないのはどんな点か」、「これから私たちはどんな視点でデータを見ていかなければいけないか」を、一日かけて考えてみました。
当然、一日の作業の中で、膨大なデータ全てを読み解けたわけではありません。むしろ、前回のデータは、今年4月に皆さんが課題別に分科会に分かれてから、じっくりと向き合って、使っていく資料だと理解しています。
とは言え、予備知識は必要ですから、「データを読むというのがどんなことなのか」、「このデータが何を意味しているのか」、「これからこれをどんな風に利用していったらよいのか」というイメージを、今の時点で持っていただくというのが前回のねらいでした。


● 今回のねらい
今回は、「日進環境まちづくり課題に挑む」と題し、これまで考えてきた「大切にしたい視点」から、環境基本計画の対象とする個別のテーマを出して分類し、平成14年4月からの分科会の方向性を見つけることがねらいです。

平成14年4月からテーマ別に分かれていただいて、グループとして活動していただきますが、分科会をつくるにあたって、「どんな分科会があるとよいのだろう」、「どんなテーマで分かれるといいのだろう」ということをイメージしていきたいと思っています。

今回で全部決めてしまうわけでなく、「環境基本計画の項目大枠の大枠づくり」という副題が示すように、大枠の大枠、どんなテーマ、どんな分科会があるとよいのかを皆さんと一緒に考えて、合意をしていきたいと思っています。

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