■ 14年度プロセスについての質疑応答(まとめ)


分科会が作成した因果関係図を、事務局・コンサルタントが体裁を整え、中間報告書素案にまとめるとのことだが、自分たちの思いがきちんと反映されるか心配。
今日、因果関係図の発表後、次回全体会(2月8日)で皆さんからの提案を検討します。その後、開かれる分科会に、コンサルタント・事務局が数回出向き、分科会の皆さんの意向を聞きながら、中間報告書素案にまとめていくので、その点は大丈夫かと思います。
 
中間報告書では、イラストレーターに、ビジョンのイメージに合ったイラストを描いてもらうとのことだが、具体的にどのように作業を進めていくのか。
イラストレーターに分科会に来てもらい、分科会が思い描くビジョンのイメージを伝え、イラストを描いてもらう予定です。しかし、予算の都合もあるので、どれくらい深く関わった作業を依頼できるかは未定です。
 
今日これから皆さんに検討してもらう因果関係図は、分科会内で充分意思統一されたものではないので、分科会の中で議論する時間がもう少し欲しい。
今日皆さんからの提案を受け、2月8日の全体会では、分科会に分かれて検討する時間を設けているので、その時、分科会内で再度検討してもらえればいいと思います。それ以降は、コンサルタントが分科会に入り、一緒に検討していくというふうに二段階で考えて下さい。
 
地球温暖化防止法の中で、各自治体が二酸化炭素排出量の数値目標を立てることになったが、それと分科会のプログラムとの関係はどうすればいいか。
それは日進市全体の数値目標ではありません。市役所庁舎など自治体の建物から出る二酸化炭素排出量をどれくらい抑制していくか計画を立てなくてはならないという、自治体に対する義務事項です。地球温暖化防止をより実効性のあるものにするためにも、重点プロジェクトは自治体の建物に限定せずに、市民に共通の目標として、取り組めるものにしたほうがいいと思います。
 
数値目標を設定するときの注意点は。
パートナーシップで歩んでいくためにも、その実現を行政だけに求めるのではなく、市民と行政が一緒に取り組んでいける目標にしたほうがいいでしょう。ただし、数値目標を立てることが、実現を担保するものではないので、数値目標の位置付けを明確にしておく必要があると思います。毎年、市民も一緒に調査・統計を出して、数値が達成できているか確認するというのも一つの方法だと思います。また、中には、数値を出す手法がないものもたくさんあります。コンサルタントで他都市の事例を紹介するので、それも参考にしながら、4、5月くらいをめどに数値目標を立てていければと思います。



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