■ファシリテーターからの説明の要旨
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前回のふりかえりと今回のねらいについて
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● 前回のふりかえり
第4回は「未来を描こう!」と題し、いろいろな現実を踏まえながら「未来はどうなってほしいのか」、「どんな夢を日進に託すのか」について、個人、地域、地球の未来といった3つの視点から、10年後、50年後、100年後を考えました。
50後、100年後には私たちはもう生きていないのかもしれないからいいや、というのではなく、次の世代にどんな地域や地球を残していきたいのかという夢をみなさんに描いていただきました。「こんな風になるといいな」から考え、そのためには地域はどうだったらいいか、地球はどうだったらいいかという風に、だんだんと視点を広げて考えました。同じような夢を持っている方がいたり、人とは違う視点で地域や地球を考えている方がいたり、お互い違う視点から学びあえることもたくさんあったと思います。そうした「願い」に向かって何をしたらいいのか、今何をしていくべきなのかまずは夢を持ってみようということを考えました。
もう一つは「20XX年!宇宙船地球号の旅」というワークショップですが、持続可能な地球環境であるためにはどんなことが必要なのか、100年でも200年でも300年でも私たちの生活が続いていけるような地球環境にはどんなライフスタイル、どんなシステムがあれば持続可能な生活、持続可能な環境ができるのだろうかを考えました。
そして地球を宇宙船に例え「宇宙船の中にこんなものが入っていたら」、「それがこんなシステムであるなら」、100年でも200年でも私たちの生活は環境の中で持続されていくだろうというようなことを皆さんと一緒に共有しました。「循環」ということが持続可能性のポイントの1つ目であったよね、ということです。
● 今回のねらい
今日は、1日を使って皆さんと一緒に実際に自分たちの足で日進のまちを歩き、そこで得た情報を集めながら、知っている地域でも違う視点から眺めたり、他の人と一緒に歩くことによって様々な地域の情報を集めます。そして、集めた地域の情報を地図の上に起こし、目で見える形にしてみんなで共有しようと思います。
市内を4つの地域に分け、グループでまちを歩きます。その際に、どんなものが見つかるのか、どんな問題があり何に気が付くのか、何か新しい発見があったのかといったことを、日進を知らない人に自分たちの地域を伝えたいと思うならば、地域の何を伝えたいのかという視点で、全員で共有できるような地図をつくりたいと思います。カメラでまちの様子などを撮って地図の上に貼るなど「楽しい地域の情報地図」をつくりたいと思います。
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