● 調べ隊(プロジェクト・オゾンチーム) |
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地球温暖化につながるフロンガスについて |
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フロンとは、ものを冷やしたり凍らしたりする時に必要な材料のことです。カーエアコンや冷蔵庫などいろいろなものに使われてきました。1980年代になるとオゾン層破壊が深刻になり、その原因がフロンであることが突き止められ、フロンに対する規制が始められました。フロンに変わる物質は今のところないため、しばらくの間は代替フロンを使うしかありませんが、2040年には、完全にそれが廃止されるようです。 |
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フロン回収する会社の見学 |
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樺ゥ日機器エンジニアリングでフロンの回収や分解の方法を教えてもらいました。フロンはオイルセパレーターで油をなくしてフロンガスとして回収します。液体にした後、分子に分解し、石灰を加えて固めます。処理が終わった物質は、フロンの原料であるホタル石に近いもので、無害なのでそのまま埋め立て処理できます。現物をもらってきたので、見てください。 |
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地球温暖化について |
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地球温暖化とは、地球の表面温度があがることです。温室効果ガスがないと太陽熱が地球に反射して逃げ、地球の表面温度は約マイナス18度になってしまいますが、適度にあると15度に保たれます。しかし温室効果ガスが増えすぎると地球の表面温度はどんどん上がってしまいます。もう一つの要因は、二酸化炭素を吸って酸素にしてくれる植物の減少です。燃料として使ったり、焼畑農業のために木を切ったために二酸化炭素が増え、地球温暖化につながっています。地球温暖化が進むと極地の氷が溶けて海面があがります。気温も、この100年ですでに0.6〜0.9度上がったといわれています。さらにこれから100年で2、3度上がるといわれています。このように、地球温暖化が環境に与える影響はとても大きいのです。 |
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彦根ウィークエンドスクール参加 |
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1992年、リオ・デ・ジャネイロで開かれた環境サミットで、12歳のセヴァン・スズキさんが話したスピーチの内容を知り、感銘を受けました。そして、来日中の彼女に会うため、平成14年11月23日、滋賀県の彦根ウィークエンドスクールという環境問題のイベントに参加しました。僕たちの質問を手紙に書いて渡し、返事が来ました。「あなたのまちをきれいにすることに努めてほしい。でも楽しんですることを忘れないでね!」(原文は英語)――これは、にっしんこどもプロジェクトに対するメッセージです。 |
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3人の感想 |
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環境問題のすごい人に会えて良かったと思います。 |
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ぼくが環境問題に興味を持ち始めたのは4年生の頃です。でもなぜ興味を持ったのかわかりませんでした。このプロジェクトに参加し、その理由が、みんなのため地球のため自分のためだとわかりました。二酸化炭素やフロンを止めるのは無理だ――でも、出す量を減らすことは出来る。みんなのため地球のため自分のために、これからもがんばっていこうと思います。 |
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寒い時はストーブをつけずに服を一枚多く着る、節電節水など、自分にもできる小さなことから始めよう。それを選択できるようにしてほしいです。小さなことから始めてそれを続けてほしいと思います。 |