■ 各分科会調査学習成果発表(まとめ)

● 水 分科会
・源流域元気、川マップ・イベント、親水基準、水辺環境創造、水質浄化実験、水循環の6チームに分かれて活動しており、それぞれの活動内容を報告した。
・市内の水環境、天白川、湧水地、ため池の現状を知るため、16地点を視察し、水質検査を行った。
・川に親しんでもらうため、川マップを作っている。
・都市化により絶たれてしまった水循環を取り戻すための取り組みの一つ、雨水タンク補助
 制度の導入を市に働きかける。他都市の事例(豊田市、長久手町等)を参考にする。

● 緑 分科会
・昭和62年に日進市教育委員会から発行された『日進町の大木・古木』を参考にし、市内の現存する大木・古木を調査した。その結果を市民まつりで発表し、新たに市民から「名木百選」への推薦が一件あった。(資料配付)
・日進市内の緑の現状を知るため、平成展望台から日進市内を見渡した。東部丘陵にはまとまった緑、市全域に孤立した二次林が点在しており、意外に緑が多いこと、その中でも竹林が多いことを実感した。
・天白川など市内の川に並木をつくりたいと考えているが、河川の管理者は規模によりまちまちである。岩崎川・天白川は2級河川で、管理は県。その支流は、普通河川で、施設は県がつくり、管理は市。準用河川は市が管理している。問題は防災上、台形になった堤防に木が植えられないということだが、調査した結果、岩崎川の桜並木など台形の堤防にも木が植えられている。河川の並木実現については、まだ可能性は残されている。
・市民と行政が共働で里山の再生に取り組んでいる相生山緑地オアシスの森の視察では、時間をかけて里山を保全していくたくさんのノウハウを学んだ。ここでも森への竹の侵入が問題となっており、「木を伐って森を育てる」ため、定期的に竹やぶの手入れをしている。
・農業のあり方を、生産・環境・サポートという三つの視点で検討している。農協・市役所関係課・元県農業試験場長へのヒアリング調査では、農政と行政のつながりの大切さを、有機農業従事者への現地調査では、生産者と消費者が同じ価値観を持つことの大切さを学んだ。

● まち分科会
・再検討後の10のビジョンすべてに、ワークシートE事業提案を行った。詳細は配布した「まち分科会の来し方行く末」の通り。
・交通量の多い市内2カ所で、ペットボトルを使って大気浮遊物の計測を行い、排気ガスによる大気汚染を実感した。
・街路樹や歩道の現状を把握するため、管理者へのヒヤリング調査のほか、実際に市内を歩いて回り、現状を把握、問題点が明らかになった。

● ライフスタイル分科会
・体験学習「みんなでやってみよう」――分科会メンバーが、生活全般にわたり環境に良い行動に1週間取り組んだ。実行度を5点満点で自己評価した以外に、客観的な評価として電気・水道の使用量を測定。ほとんどのメンバーが、意識して生活することで、使用量を減らすことができた。実際に自分で体験することにより、問題点が明らかになり、今後、市民にアピールするときには、強制するのではなく、出来ることから一つずつ取り組んでもらうようにしたほうがよいという結論に達した。(資料配付)
・市内のスーパーマーケットの聞き取り調査結果報告――値段が下がってきていることもあり、エコ商品はかなり浸透している。マイバッグ利用者は、1年前は約2%だったのが、今回の調査では約5%に増えており、少しずつではあるが浸透していることが分かった。マイバッグはサイズ・素材等品揃えは豊富だが、各自の需要に合った"買ってでも持ちたい物"が揃っているのが理想的である
・ごみの排出量を調査した。平成12年度に日進市で野焼き禁止条例が施行され、家庭から出される草木が増えたことから、ごみ排出量としては若干増えている。ただし、草木を除けば、昨年度は年間2000トンが減少したと考えられる。今年度も4〜10月の一人当たりのごみ排出量が平均1日726グラムで、順調に減少してきているといえる。

● コミュニティ分科会
・7つの小学校区の持ち味に合わせたコミュニティをつくりたいと考え、既存のコミュニティを把握するため、それぞれの小学校のヒヤリング調査を行った。調査の内容は、地域のまとまり、施設利用状況、地域の関わり、教員の協力体制について。それぞれの地域の特性をつかむと同時に、特徴をいかした提案の必要性を感じた。
・日進市のコミュニティの現状を把握するため、市役所の関係課担当者から、日進の自治組織の現状日進市の特徴的な組織・家庭教育推進委員会について話を聞いた。また活動内容を知るため、11月には家庭教育推進委員会の行事にも参加した。
・区・自治会以外の組織を把握するため、社会福祉協議会の方から、日進のボランティアグループについて話を聞いた。グループ同士の横のつながりができていないという問題が明らかになった。

● 遊びと学び分科会
・自然とのふれあい体験をすすめるため、折戸の里山にある山桜の巨木、三本木(鶴思慕上の池、新池など)、天白川などの現地調査を行った。後世に継承したい豊かで美しい自然を再認識した。
・地域の環境づくりにさまざまな市民の参加を促すために、既存の団体のヒアリング調査を行った。「昭友会」(三本木)は、子ども達のために年に3、4回の祭りを開いており、メンバーの横の連帯が出来ていた。
・市民・市職員共働の環境基本計画づくりを多くの人たちに知ってもらうため、分科会として市民まつりに企画参加した。他の分科会の協力も得、大きな成果をあげることができた。この取り組みを来年もつなげていきたい。

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