■ コンサルタントからの説明の要旨

アンケート結果中間報告について(川合より)
 9月初旬、日進市環境基本計画策定に向け、市民・子ども・事業者・農業者・樹林地所有者の方々を対象としたアンケート調査を実施しました。9月末に回収後、集計しているので、時間の都合上、この中間報告書は、単純な集計結果の掲載にとどまっています。
 今後、クロス集計した上、詳細に分析と解説を加えて最終報告書を取りまとめていきます。
 今日の全体会では、調査の概要と、中間報告書7ページ「身近な環境の満足度と重要性について」の集計結果の見方を中心にお話します。
● アンケート調査の概要
◇市民
・対象者数:3,000人(18歳以上の市民を地区別・男女別・年齢別で層化して無作為抽出)
・配達数:2,989通(未配達数11通)
・回収率:54.7%
◇子ども
・回答者:市内の小学校5年生、中学校2年生の全児童、全生徒
・配布数:1,338通(未配布数0通)
・回収率:96.3%
◇事業者
・対象者数:300事業所(環境負荷がより大きいと思われる、比較的規模の大きい市内に所在する事業所上位300社)
・配達数:261通(未配達数39通)
・回収率:54.4%
◇農業者
・対象者数:200人(市内における農業の中心的な従事者を抽出)
・配達数:200通(未配達数0通)
・回答率:73.5%
◇樹林地所有者
・対象者数:200人(法律で開発が制限されている保安林を除いた、市内樹林地所有面積の上位200人を抽出)
・配達数:200通(未配達数0通)
・回収率:56.0%
●「身近な環境の満足度と重要度について」の集計結果の見方
 身近な環境要素に対する「満足度」を5段階で、今後、住みよく豊かな暮らしをする上での「重要度」を3段階で回答してもらいました。その結果を「満足度+2 〜 −2」、「重要度+2〜 0」と得点化し、その平均値をグラフ内に示しました。市民の皆さんの感じる重要度は、上に位置するほど高く、満足度は右に位置するほど高くなります。
 今回のアンケート結果で、満足度がプラスになったのは、「自然環境」、「緑と花環境」、「農的環境」のわずか3項目のみでした。ほとんどの項目は、「現在の環境に不満だが、今後、重要度は高い」という改善領域に含まれました。今後、地域別・年齢別に集計を進めると、さらに市民の皆さんの意見を読みとることができると思います。

● 自由記入欄について
 回答者のうち、3割の方(565人)の記入がありました。年齢の若い順に、さらに性別・学区別に羅列してあるので、分科会の必要に応じて参考にしてください。

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