平成14年度全体活動計画
・各ワークシートの説明(川合より)

● 「平成14年度全体活動計画」の達成目標と流れについて
 今回の資料「平成14年度 第2期全体並びに分科会活動のしおり」におけるポイントの説明を行います。
 この資料は平成14年度第2期に、分科会で様々な調査・検討や最終的に事業提案をする期間における、全体でやることと各分科会でやることをまとめた「しおり」という保存版の計画書になります。分科会活動の際には、是非この資料を持って集まっていただきたいと思います。

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 環境基本計画づくりの中でめざしている2つのミッションを掲げています。

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 今年度は年間を通して3期に分けて活動していこうと目標立てしています。今日が第1期の終わりであり第2期の始まりといった節目にあたります。
 第1期では、「計画の方針決め」、「分科会の設定」、「共働のための約束」等を決めた上で、第2期における各分科会の進め方を様々な会議を通じて検討してきました。
 分科会活動は、各分科会で4回〜6回は開催しており、のべ30回近い分科会活動を通してここまで到達しました。
 第2期は6ヶ月+α位を設定しており、年度末には中間報告書素案までつくろうというのが今年度の目標です。

これらが、今まで様々な会議の場で説明してきたことのおさらいです。

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 主に、第2期以降何を進めていくのかが書いてあります。ここでは6つのポイントを押さえて説明します。
 1つ目は、皆さんで集まる機会をどう持つかです。今後月1回のペースでこうした全体での会議を開いていきたいと思っています。原則第2土曜日を設定しており、この日程で進めていきたいので、是非皆さんにはしっかりスケジューリングをして、日程を確保していただきたいと思います。
 2つ目は、今後の分科会活動についてどのような節目を考えながら目標立てて活動していけばよいのかという点です。空白の部分は何もしないのではなく、各分科会にお任せするという意味合いです。各分科会でワークシート Cを作成してもらったと思いますが、ひとまず調査・学習期間の節目として10月末を目途にしています。これは、運営委員会からの意見を受けて設定したものです。次の節目は、後ほど説明するワークシート E「事業提案シート」を完全な形でなくてもよいので、一旦とりまとめる作業を1月末に設定しています。最後は、3月に中間報告書素案をまとめるという3つの節目を分科会活動として設定しています。

 3つ目は、全体で活動した方がよいと思われるものとして、事務局側が用意している事業・活動です。アンケート調査を昨年度に行う予定でしたが、分科会活動を進めていく中でより詳しい意見を聞きたいという意見も含めて、今年度実施します。昨年度、皆さんからアンケート項目として聞きたいことを出していただきました。それを基にして、7月中に市民、事業者、農業者、地権者、子どものアンケート調査票と考え方を含めた、たたき台をつくります。その上で、次回の合同分科会で各分科会が「聞きたいこと」についての話し合いを含めて、8月中にアンケート調査票にして発送します。9月に回収・集計をし、10月の合同分科会又は全体会で皆さんに報告したいと思います。各分科会から「こうしたことを聞きたい」といったものがあれば是非提案していただきたいと思います。ただし、紙面の都合上すべての項目を取り入れることができないので、その点については取捨選択をさせていただくことを了承してください。

 4つ目は、計画の素材づくりとして、ビジョンの検討を9月と10月の合同分科会又は全体会で行いたいと思います。ビジョンとは、「日進をこんな環境のまちにしたい」をいろんな表現で表したものです。これは、皆さんと一緒に話し合いながら、表現方法も含めて検討していきたいと思います。

 5つ目は、事務局側で用意している「周りへの広がり」です。1つは、「子どもプロジェクト」と題し、現在、土地利用計画の関係で1stステージを計3回行います。7月末には3回目として、「日進をこんなまちにしたい」という物語形式のコラージュをつくりあげます。2ndステージからは、いよいよ環境基本計画に関わる部分である子どもの自主的な活動や提案をもらう機会として捉えています。その中では、子どもが大人に「何をしようとしているの?」、「環境基本計画って何をするものなの?」といったことをインタビューする機会を9月に設けることを企画しています。そうした子どもと会話をする機会を設けたいと考えています。その上で、子どもたちが「こうしたい」、「こんな環境のまちにしたい」といったことを、12月末を目途にまとめます。その後、子どもから提案してもらう機会を1月に設定しています。その他、「地域環境フォーラム」と題し、地域に出かけていろいろな話を聞く機会を11月〜12月にかけて行いたいと考えています。地域としては、7小学校区を対象に、環境についての懇談会をしようと考えています。市民ネットの方には、小グループに分かれて説明を行う際、一緒になって進行したり会話したりしてほしいと思います。運営委員会の中では、8月や9月に行いたいという意見もありますが、どのように開催するかも含めて事務局側でいったん預かることになっています。

 6つ目は、2月に「(仮)環境トークライブ」を企画しています。一般に広く活動を知らしめるために、人寄せパンダ的な人を呼んだりしてたくさんの人と交流する、また、日進市内にある環境関連団体と交流を深める機会になればよいと思います。11月には「市民まつり」もありますし、その他皆さんからの提案があれば、なるべく盛り込んでいきたいと思っています。

 以上の6点を理解していただければ、平成14年度全体活動計画がすべてご理解いただけると思います。

● ワークシート @〜Eについての意義と作成方法
 分科会活動を進めていく中で、活動の成果として残していくため、6つのワークシートを用意しています。これまでは、ワークシート @〜Cまでを作成してきました。

ワークシート @

 全体活動計画に対する方針・方法について提案するためのものです。

ワークシート A

 分科会で検討・議論したいことのリストアップと優先順位付けをするためのものです。

ワークシート B

 ワークシート Aでリストアップしたものについて検討・議論するために必要な学習・調査内容の提案をするためのものです。ワークシート AとBを統合して、個別に学習・調査したいことを書き込めるワークシート Cという様式をつくったため、現在は廃止しています。

ワークシート C

 今まで皆さんが各分科会で検討・議論してきたことをすべてまとめたものです。

ワークシート D

 ワークシート Cで検討した項目ごとに、活動した内容・結果を書き込むためのもの、調査・学習した結果を全員で共有するためのものです。

ワークシート E

 分科会活動を進めていく上で、「日進をこんなまちにするためには、是非ともこんな事業が必要だ」ということをまとめる作業をしてほしいと考えています。「こんなことをしたい」というだけではなく、誰が、どのように、どのくらいの期間で行うのかといった具体的なことを書き込めるようなワークシートにしています。誰が、いつまでにといった役割分担やお金の問題を具体的に詰めなければ、実効性は確保されません。今回、計画づくりの上でも実効性を確保することを目標に掲げていますが、そのために超えなければならないハードルもあります。例えば、行政組織としては予算を決めて動かなければいけないですとか、反対があったりなどします。ですが、まずは自分たちの想いをより実現性の高い形で表現することからはじめて、それをいかに行政と話し合えるかというためのツールとして使ってください。できるだけ具体的に話し合って、1月末に仕上げるということです。

番外ワークシート

 分科会活動報告シートが相当します。各分科会を開催したら必ず書いて提出してください。これは、後ほど報奨金として皆さんにお支払いする際の根拠資料にもなります。

 特にワークシート D、Eについて、これからつくっていく中でいろいろと問題点等がありましたら、その都度よい方向に変えていきたいと思っています。今回は、今年度の成果としてワークシート Eをつくるということを理解していただければよいと思います。

● その他
6〜8p
 分科会活動を進めていく中で、方向性を再確認する際に立ち戻っていただけるようなものとして分科会の6つのテーマと考え方、テーマ範囲を載せています。

12p

 各分科会のメンバー表と連絡網が載っています。なかなか連絡網が機能していないという現状もあるので今回載せています。

19p

 事務局側の連絡先を載せています。何か問題がありましたら、どなたでも結構ですので連絡していただければよいと思います。

20、21p

 分科会を進めていく上でのチェックシートを用意しています。これは、なかなか分科会を進めていく中でうまくいかないといった意見も聞いていますので、このようなチェックシートを使えば、多少なりとも円滑に進んでいくのではないかなと思い載せています。

22〜25p

 皆さんで決めた共働のための約束を載せています。何か問題が起きた際には、この資料をもう一度見つめ直し、確認していただけるよう載せています。
 
26p〜

 各分科会から出されたワークシート A、Cをまとめて載せています。

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