■ ファシリテーター・コンサルタントからの説明の要旨

前回までのふりかえりと本日のねらいについて(山中より)
● 前回までのふりかえり
 今日は、今年度に入って第2回目の全体会になります。
 今年4月からの流れは、次第の裏にあるとおり、5月に第1回目の全体会を開催しました。第1回全体会では、分科会のテーマやメンバーを決めたり、最終的な共働のための約束を決めるなどしました。

 6月に入り、今度は、第1回目の合同分科会を開催しました。そして、5月の全体会から6月の合同分科会までに、各分科会で個別に1回以上の分科会を開催してもらいましたが、顔合わせが主だったと思います。
 第1回目の合同分科会では、自分たちの分科会で取り扱うテーマの範囲、検討・議論したい内容についてどう取り扱っていくのかを大枠で決めていただき、テーマの優先順位を決めてもらいました。

 そして、第2回目の全体会までに、各分科会で複数回の分科会を開催していただいたと思います。その中で、自分たちが取り扱っていきたいテーマをより深く検討してもらい、「今年度何をどんなふうに進めていくのか」という具体的な活動計画を「ワークシートC」にまとめてもらう作業を今日までに行ってきました。

 提出してもらった各分科会の「ワークシートC」は、今回の資料「平成14年度 第2期全体並びに分科会活動のしおり」としてまとめました。この中には、各分科会の第2期の行動計画がすべて入っています。それぞれのテーマについてどんなふうに進めていきたいのか、分科会で話し合ってきたことがまとめてあります。




● 本日のねらい
 これからずっと、月2回このようにして皆さんには集まってもらうのですが、今日のねらいとしては4つあります。

 1つ目は、「平成14年度最終的には何を達成したいのか」、「そのために毎回どんなプロセスをたどればよいのか」を皆さんと一緒に確認する作業です。これは、今年度に入ってからずっと毎回の会議で行ってきたことです。すべての会議や分科会に参加できている人はおそらくいないと思うので、これからも機会あるごとに確認していきたいと思います。

 2つ目は、「第2期ではどんなふうに自分たちの分科会活動をしていくのか」をお互いに伝え合い、自分たちの分科会のことだけ把握しているのではなく、他分科会が何について進めてどんなことをしているのかをしっかりと全体で共有しておきたいと思います。そうすることによって、「分科会ごとの歩調を合わせる」、「テーマの重複やムダをなくす」ことにつながります。また、分科会どおし学べるところは学び合いながら進めていきたいと思います。

 3つ目は、「検討・議論したい課題」を「達成したい目標」に向かって進めていくためにはどうしたらよいのかを考えるときに役立つ、参加型の手法を2つレクチャーしたいと思います。そして、その手法が実際に使えるように練習してみたいと思います。

 4つ目は、「どんな環境基本計画の構成にしようか」といった構成イメージを、これから少しずつ皆さんにふくらませていってほしいので、いろいろな事例から情報を教える時間を取りたいと思っています。あくまでも参考資料ですので、皆さんでつくる計画の構成のイメージを手助けする資料になればよいかなと思います。

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